シンガポールにおける就労ビザについて~その1(EP)~
日付: 2015年07月28日 | カテゴリー:就労ビザについて
ここではシンガポールにおいて一般的に日本人が取得できる就労ビザである
「Employment Pass(以下EP)」
「S pass(以下Sパス)」
の2種類の就労ビザについて簡単に説明させて頂きます。
まずEPについてですが、EPの取得条件は主に以下の4点です。
・EPを申請してくれる雇用主がいること(つまり仕事が内定していること)
・管理職、準管理職、専門職であること
・支給される月額固定給(以下月給)が最低S$3,300/月以上であること
・「良い大学」を卒業していること
(各種大学ランキング/入学難易度/卒業生の就業実績などを元に基準が作られていると言われているます)
ただし月給に関しては、最低値がS$3,300であり、学歴や年齢などにより必要となる月給が加算されます。
詳細は割愛しますが、簡単に申し上げますと年齢は低ければ低いほどEP取得に必要な月給は低くても済みます。
逆に年齢が高くなれば高くなるほどEP取得に必要な月給は高くなります。
また学歴の評価(MOMにはランキングリストがあるようですが非公開)が高ければ高いほどEP取得に必要な月給は低くて済みます。
逆に学歴の評価低ければ低いほどEP取得に必要な月給は高くなります。
EP取得に必要な月給が高くなる=求人の出現率は低くなる=EPサポートを受けられる確率が低くなるとも言えます。
またシンガポール政府の人材省Ministry of Manpower(以下MOM)が提供しております無料診断ツールのSelf Assessment Tool(以下SAT)
https://services.mom.gov.sg/sat/satservlet
を利用して各自の取得可能条件を調べることが可能です。
ぜひ活用頂き、ご自身の必要条件を確認頂ければと思います。
※企業の人事/採用担当の皆様へ、弊社では人材紹介と併せて、ビザ申請代行サービスも行っております
ご興味がおありの方は個別にお問い合わせ下さい
注:上記の情報は全て2015/7/20時点での情報です
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